朝のひと時から

小鳥たちの囀りがなんとも美しい朝です。

ピチチチチ…
チッチッチッチュッ…
ピーヨッピヨッピヨッ…
ホー ホケキョ(!)


里とは昔から馴染みのおば様が昨日、庭で採れたブルーベリーを下さいました。
よく熟した実はそれだけでとっても甘いのです。
「今年は特に甘いの。お日様のおかげねえ。」
暑い暑いこの季節の日差しも、ありがたく思えてしまいます。

木に残しておくと、虫たちや鳥たちも食べに来るのだそうです。


赤い実はまだ酸っぱく、木によっても少しずつ異なる味を楽しませていただきました。


それから、色鮮やかなお庭のお花も沢山いただき、早速お寺の本堂、玄関、新館など、いたる所に供えられました。


玄関に生けるM子さん。
川辺から連れてこられた流木も活かされます。




実は知らず知らず、一切によって生かされているんだなあ、恩を受けているんだなあ
とは、和尚様の今朝のお言葉。

生きていくということは、少しでもそこに恩返しをしていくということだね、と…

人との繋がりはもちろんのこと、今朝の囀りやブルーベリーやお花たちや…ありとあらゆるものが、そこには含まれそうです。

小鳥たちのごとく、木の実や花たちのごとく、さり気なく恩返しを出来る身でありたいなあ、と

そんな朝でありました。

パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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