卯月の風

こんにちは!皆様いかがお過ごしでしょうか?

雪が消え、春の風が吹き荒れるこの頃。今も窓の隙間から風の音がしています。

花粉症や黄砂など、人間にとってはなかなか辛い時季かもしれませんね。


先月は里の僧侶が出かけたりお客様がみえたり、とやや出入りがございました。

まだ白い岩手山が、来客をもてなしてくれたようです。

一人の尼僧さんは、長崎のお寺にてお説法を依頼され、お出かけされましたし、もう一人の尼僧さんは遠鉢で茨城や千葉県へまいりました。

いずれも皆様に喜ばれ、良き出会いがあったとのことでした。有難うございます。

    お母さんと参禅したS君。和尚様と将棋をするのが楽しみ。

    お手伝いもよくしてくれます。

お彼岸には尼僧さんが牡丹餅とお稲荷さんを作ってくださいました。

綺麗に並んでいたかれど、なくなるのは早かったです!



尼僧さんの指導の下、畑で採れた大豆でお味噌を仕込みました。楽しそうですね。

美味しくな~れ!彼は朝の典座さんです。



     こちらは、先のS君の弟、K君。2泊3日滞在し、お寺の暮らしを体験。

     朝が早いので、午後は眠そうでした。池の掃除中の写真です。

     (彼はとてもお利口さんで、ちっとも手がかかりません)


こちらは月末に訪ねてきた、北海道のK一家の子供たち。もう一人、かわいい赤ちゃんがいます。とても元気な子供たち。男子たちは・・・かなりのパワーです。



下は、尼僧さんが九州のお寺で生けた利休椿。とても綺麗な枝ぶりです。

          そのお寺の住職さん、紹蓮さんです。



ここから、4月です。お朔日の神社清掃。赤いパーカーは和尚様。

「終わったね~!」と鳥居の辺りで。東京からいらして滞在中のHさんも一緒に。

この日は風のやや強い日。山もよく見えました。


鳥居の脇の方に、福寿草がお陽様のように輝いて咲いておりました。

こちらは里の庭のなかでひっそり開いた雪割草。ちょっと寒そうですね!

でも、可憐で見入ってしまいます。このほか、白い花も。



また2日には大きな地震があり、その後も時々揺れております。

最初の揺れで、石垣の一部が崩れてしまいました。盛岡はたしか震度4強ぐらいでした。

急いで修理に入ります。

旧い垣根をとり除き、草を少し間引いて、石組をします。その後細かい石を間に入れてコンクリートを流し、固めました。和尚様はこうした作業はお手のもの。

石垣の完成形は、また後程お届けしますね。


それではまた。地震はどこにでもやってきますので、お互いに油断なく、そして花冷えにもお気をつけて、お過ごしください。                  合掌



追って、皆様へ

5月より、急にアメーバオウンドの使用に不都合ができましたので、少し更新が遅くなります。ご迷惑をおかけして申し開けございませんが、しばらくお待ちください。


パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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