新年おめでとうございます

雪の少ない穏やかな正月を過ごしております。

少し前に遡って、歳末からの様子をご紹介しましょう。


平成30年12月30日、雪が降って美しい日。恒例の餅つきをしました。

和尚様(右)が不慣れな若者にお教えしながらの餅つきは、3升を2回。

最初は全部鏡餅にし、お寺はじめお仲間の皆さんにお分けしました。

お正月の準備は、女性陣は皆、かっぽう着を着ます。


2回目のお餅は、くるみ・小豆・きなこ・納豆・大根おろし・砂糖醤油などでたくさんいただきました。とても美味しかったですよ!


お節は29日あたりから手作りし始めました。下は、伊達巻です。

歳末は近くの神社へ出向き、こちらも恒例のお掃除(雪の場合は雪かき)をしました。



急な階段を登り、まずは境内に歩く道を造り、階段を綺麗に清めます。

今年は雪の少ない正月でしたので、いつもより少し楽でした。

帰ると、近隣の方からおにぎりや飲み物のお布施が届けられ、感謝。


夜は、いつも歳末・年越し坐禅をします。

夕食でお蕎麦などを頂き、女性陣はお節詰めに追われ、午後11時半より一時間坐りました。

そうして就寝。


元旦は、午前10時より坐禅、読経で新年を迎えます。

お天気の良い元旦。少し冷たい空気に気持ちが引き締まりました。



そしていよいよ元旦のお膳に着きます。



奇麗なお節を囲み、お仲間含め約10名が席に着き、改めて「明けましておめでとうございます」とあいさつ。

来た方が持参された地元のお屠蘇はとてもアルコール度も強いのですが、何とも美味しく、味に騙されてすぐ酔ってしまう人も……。

そして東北のお雑煮と共に美味しく和やかにいただきました。


お皿もお寺のオリジナルです。


4日の今日まで無礼講。明日からまた、平常通りの生活に戻ります。

坐禅をする人は4時半に起床。お坊さんは4時頃です。


皆さまにとりましても、今年が実り多き良い1年になりますよう、

 心よりお祈り申し上げます。

  どうぞ宜しくお願いいたします。


パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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