震災忌に

里の池の氷が溶けたのは、8日頃でした。

下の写真は、まだ氷が少しある時のもので、溶けたところから顔を水面上に出している金魚たちを見つけました。

とても可愛くて、餌をあげましたがなかなか食べてくれません。

冬の間食べずに冬眠していたので、そう簡単には」食欲が出ないようです。

見えにくいこちらは、白鳥の帰還の様子です。

最大に切り取ったのですが、あまりいいカメラではないので、お許しください。

家屋の上を、白いお腹を見せて飛んでいくこともありました。


まだ大きな湖で残っているのんびりした白鳥たちは、子供なのか、少し小さいように思えます。


今日は珍しく雨。風も強いこの頃です。


そして、午後2時46分には、3月11日、東北大震災のサイレンが鳴りました。

私たちはこの日に限らず、11日には食事など質素なものにし、静かに暮らしていますが、やはり3.11は特別で、当時のことを思い出します。

まだまだその後の復興や原発等、解決できていない諸問題がありますが、それでも前を向いて頑張ろうとしている人々も多く、私たちも気が引き締まります。


ご飯と味噌汁、お漬物だけの夕食はとても美味しく、有難さを感じたひと日でした。



パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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