8月をすっとばし、9月です・・

ご無沙汰しております。

言い訳を書きますと、なぜかWi-Fiのつながりが悪く、Macの方での編集作業はできたのですが、古いPCの方は固まっておりました。大変申し訳ございませんでした。


先ほどようやくつながりましたので、8月の写真などからお届けいたします。

まだ入道雲が出ていた頃。とにかく暑い日が続きましたね!

全国的な酷暑は、東北地方もかわらず、未体験の暑さの7~8月でした。


畑組の組長、慈光さん。↓

天候と、マルチを張らないやり方などのせいで、今年はトウモロコシの生育が危ぶまれていました。しかし、梅雨の頃から急に気温も上がり、なんとか収穫にこぎつけたのです。

この小屋は広い畑の一角にあって、休憩のもようです。

Y君は、生のトウモロコシにかぶりついています。

下は、滞在していた自衛隊員のSさん。初めての生トウモロコシをガブリ!

「すごく甘い」と感激していました。

そして実りと収穫が終わると(少しは動物たちに残しておいたのですが、それも終わって)畑に感謝します。畑お越しの時もそうですが、トウモロコシ作りは結構ハードですので、「般若心経」を唱え、この後耕運機で土に鋤き込みました。



7月末から1週間、滞在したのは小学3年生のはるま君。

たった一人で北海道から来たのです。宗鑑さんに創ってもらった弓矢で遊んでいます。

毎月出しています、小冊子『パパラギの里』の袋詰め。皆で一冊一冊丁寧に詰めて、お送りしていますよ。




こちらは、ご縁の深い方より相談された、車の傷の修理をしているところ。

何でも、フロントガラスから車体まで、細かい傷が大小ついてしまい、車屋に持って行ったら「58万円かかる」と言われ、困ってしまったため、里で直すことに。

和尚様はこうした作業がお得意です。ノウハウがあるので、皆で2日でピカピカにしてしまいました。滅多にない作業で、皆楽しかったそうですが、見ている方は暑そうでした。


顔を出されるのが嫌な宗鑑さんですが・・ほとんど一人で材料を伐って運び、長さを合わせてそろえ、壊れていた塀を直してしまいました。

この竹は、近所の家の竹藪を見て、「分けて下さい」と頼んでもらったもの。また一枚ずつバーナーで焼いています。きっと丈夫になるのでしょうね。お疲れさまでした。


畑組も、営繕組も、皆良く働きますね!!


その他お客さまが3組いらして、家事組の女性陣も何かと忙しかったのです。

何しろクーラーがないので、夕飯作りの際は厨房があり得ない気温になって・・・。

やっとこの頃、朝夕涼しくなり、本当に助かります。



暑さの中、黄色いお花が群生するほかは、この百日紅がとてもきれいに咲いてくれました。

曇りの日も多かったのですが、時折の青空によく映え─もっと色も濃いのですが─嬉しかったです。

緑のモミジが、なんとなく涼をくれます。



そしてお客様のために、夜は篝火を焚いて音楽を流します。8月は2回ほど、焚きました。

ご自分の内面の深さによって、とても感動される方、「あさって」を考えて何も残らない方、涙して何も語らないけれど深く心に刻まれる方・・・と色々です。

音楽は、和尚様が編集された『鎮魂』シリーズ(非売品)で、特に「1」は、喜太郎の曲やウクライ民謡の「鶴」、そのほか名曲が、小川の流れや風の音、波の音などの間でうまくつながっているのです。


パチパチという火の粉の音、庭の木々の葉擦れの音、ちょろちょろ流れる池の小さな滝の音と共に音楽が身体も魂も癒してくれるのでした。


ということで、今回は終わります。

残暑の又残暑、どうぞ皆さまこれまでの疲れをしっかりとって、ご無理の内容お過ごしくださいね。                                 合掌


パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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