如月ももう中旬に

こんにちは!

先月に引き続き、やはり雪のない珍しい如月の岩手(盛岡)です。

しかし朝はマイナス5~10℃近い寒さで、その語源が──まだまだ寒さが厳しい時期ために、更に衣を重ね着するという意味から「衣更着(きさらぎ)」になった──というとおりの寒さです。

雪や凍った地面のままのときのマイナス何℃と、何もないマイナスでは、やはりあったほうが断然体感的に寒さが強いです。

とはいえ、いつもの年より若干薄めのものを着ていてもしのげますから、やはり暖冬ということなのでしょう。


先月、宗鑑さんから届いた屋久島の杉の写真です。

全体を取ることは難しい屋久杉。やはり圧倒されますね。

鑑さんは現在、熊本県を托鉢しているようです。2種間ぐらい前、近所に住むHさんから連絡を頂いたことには、

「うちのお嫁さんが帰省先の鹿児島市で実家にいたら、外で鈴の音がして、お坊さんが歩いていた。お母さんがふと声をかけると『岩手県の盛岡市から来ました』と。その声を聞いて、お嫁さんが飛び出してみると、Iさん(Hさんの息子さん)が数十年住んでいるパパラギの里のお坊さんだった! びっくりしてなつかしくてお話しました」

ということでした。お嫁さんは、Iさんの弟さんの奥さんなのです。


全国に小冊子の読者が数百名おられますが、同じ地域にいてもふいに会う方もいれば、すれ違う方もいらっしゃる。

それもこれもご縁というものなのでしょう。Hさんのお嫁さんはたまたま帰省していただけで、普段は千葉県におられる方。お互いに会えてよかったな、と思いました。




さて、暮れに頂いた熊本からのトマト。トマト農家さんからのもので、箱2つにいっぱい入っておりました。皆さんにもお分けして喜ばれました。

生では勿論、ソースにしたり中華風のスープ(卵とじ)にしたりと毎日の食卓で大いに助かっております。(^▽^)/

こうした頂き物などには、出来るだけ絵手紙でお礼を書くようにしていますが、これもその一部。とにかく真っ赤なトマトのピカピカ感に感動しました。

こちらは、3日に届いた春待ち酒。千葉のお酒屋さんが毎年、このラベルで新酒を送ってくださるのです。お気持ちが有難いですね!

にこにこしているのは薫さん。あまり日本酒をたくさん飲める人がいない里ですが・・それでも時折頂くと、ほんとうに美味しいものです。


つい数日前撮った、姫神山。反対側の岩手山も勿論、美しかったんですが、この姫様も時には登場させましょう。

この日は仲良く姿が見えて、山の神様はお互い嬉しかったのではないでしょうか?

ちなみにここに、東の早池峰山が加わると、ちょっと三角関係になるとか。岩手山側が曇り、東が晴れることもあるのです。


下が、早池峰山。私は花巻出身なので、大好きな山です。

夕方、夕日を浴びて赤く染まる秀峰早池峰は、なんとも美しかったですし、高校の応援歌や学校の校歌などにもよく出てきますよ。

多分、大リーガーの大谷選手や菊池選手も見ていたはず。

*写真acさんからお借りしました。


先日東京では雪が降って大変でしたね!

(えっ?ここは何処?)という感じの画像に驚きました。岩手はカラカラでしたのに・・。


それではまた。そろそろ白鳥の帰還が始まっています。          合掌

パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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