台風一過

台風19号、本当に怖かったです。

皆様の地域は大丈夫でしたでしょうか?


岩手は沿岸部で被害があったようですが、他県では広い範囲での河川の氾濫があり、ニュースで見て驚きました。

これほどの被害が起きた後、正常になるまでのことを考えると気が遠くなりそうです。被災された皆さまはどれほど怖い思いをされたでしょう。

一刻も早く普通の生活に戻られるように、国をあげて応援してほしいものです。




今回は台風前から最近の素朴なおやつのことなどを書きます。

10月10日の岩手山です。

まるで平和な美しい景色、私たちも呑気にしていました。



9日には3ヶ月の行脚に僧侶お一人が出発しました。

この後まもなく台風に重なる頃で、皆心配して見送りました。


台風が去り、まああきれるほどの晴天になりました。

地面は折れた木の枝や落ちた葉っぱでいっぱい!!もちろん、掃除に明け暮れた1日でした。

その後もしばらく風が強かったです。



山でよく見かけるアケビ。これは里人の一人がわざわざ育てた木から採れたもので、初めて見た尼僧さんもいて、まずその方に食べてもらいました。

甘くて、最後はタネがいっぱいで、大変になります。



畑で採れた小豆を皆でさやからはじいて作ったあんこ。

それで色んなおはぎになりました。

緑は、枝豆でできた「ずんだ」を周りにつけたもの。もち米もこの辺のお米です。

とっても美味しかったです。


なんでしょう、今年は栗の豊作なのか、坂道もどこも落ちた栗でいっぱいでした。台風前にいっぱい集め、渋皮煮を作ってくれたのは60代後半の女性。

山形で暮らしているうちに覚えたそうで、まあ丁寧な仕事のおかげで、最高に美味しいものができました。先の小豆をおしるこにして、その中に一つずつ入れたり、堪能しています。



台風後のお庭の一角。

あまりに光が綺麗で、写してみました。



最後になりましたが、一年間の行脚に出ていらした尼僧さんが9月23日に無事帰還されました。写真は、その挨拶の読経です。


各地で皆さまよりご厚情をいただき、お世話になったとのこと、有難く思いました。

若い僧侶の皆さんの精進はこれからも続きますが、まずは第一段階を通過された尼僧さん(尼僧としてはお2人目)のたくましくなったお姿に合掌しました。


*台風19号の支援が始まっています。

ソフトバンク、ドコモ、Makuake、ふるさと納税などあるようです。

できることで応援していきたいです。


パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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