霜月を迎えました。
こんにちは!
とうとう今年も残すところ2か月を切りました。
皆様にはおかわりございませんでしょうか。
里は先月終わりごろから落葉が進み、モミジも一部を除いてだいぶ落ちてしまいました。
時雨るため、お掃除もやりにくいこの頃です。
10月中にマルチを貼った畑には、食べるより差し上げる方が多いかもしれないニンニクなどが植えられ、里芋の収穫に続いて、おいしい大根が採れています。
また、少し前までよく森でキノコを採りました。
美しい川の流れるその場所で、面白いように採れたようです。
ここは、春から秋まで楽しめる、静かでいい森です。↓
こちらは、上の森ではなく、産業文化センターという場所の広い森でとれたもの。杉ヒラタケというそうです。
主に、汁物にしていただきました。芋の子汁には、何種類かの茸を入れると美味しいです。
皆、山や森が大好きなので、クマの危険をよそに、時々ふらっと出かけます。
下もその時のもの。木漏れ日がいい感じです。
森には大きな木がたくさん生えていますから、多少雨が降ってもあまり濡れません。
岩手ではブナが多く、やはりブナのある所は水が豊富で、川も近かったりします。木に耳を当てると、水の音がする、というのはうそではありません。
水をたくさん含むので、おそらく吸い上げている音が聞こえるのでしょう。
その証拠に、伐採の時、木の上の方を伐ると、その切り口から水が流れてきたそうで、和尚様がひどく感動しておられました。しかし、それも木の種類にもよるかもしれませんね。
こちらはこないだの秋田の帰り、道の傍で見つけたアジサイです。
誰もすまなくなり、家もない庭のようなところに放置されていましたから、少しいただいてきました。赤の色がすごく、養生のため留守番されている尼僧さんのために、和尚様が生けてくださいました。
また、里の皆で時々映画鑑賞をします。
久しぶりに観たのは、『The Painted Bird』、日本語訳で『異端の鳥』です。
とても観てよかったと思いました。
ウィキぺディアによりますと・・・
『異端の鳥』(いたんのとり、原題:Nabarvené ptáče / The Painted Bird)
は、2019年制作のチェコ・ウクライナの映画。
第二次世界大戦中、ホロコーストを逃れて疎開した1人の少年が、様々な差別や迫害に抗いながら強く生き抜いていく姿を描く。ポーランドの作家イェジー・コシンスキ原作の同名小説の映画化 。第76回ヴェネツィア国際映画祭ユニセフ賞受賞 。
小説の方─半自伝的原作─は、もっと悲惨らしいですが、映画の表現は十分見ごたえあり、時代の影響ももちろんですが、それにしても人間の本質的な悪(と簡単には言い切れないかもしれませんが)の部分を見せられたように感じました。
少年は、少年だからこそのあの真っすぐなまなざしで何もかも見つめ、あちこちで虐待されながら、そうして「悪童物語」にも通じる、生きるための手段を自然に身につけていきます。最後は少しほっといたしますが、なにしろ非常に重い映画であると思いました。
宜しければ、ぜひご鑑賞ください。
さて、そろそろ白鳥もやってきました。
雪も間もなく里に下りてきそうです。
体調の自己管理をし、コロナに併せ風邪にも気を付けてまいりたいですね。
ではまた。お読みいただき、感謝です!(o^―^o)
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