師走も半ばに
寒くなってきましたね。お元気でいらっしゃいますか?
里では、10日に畑の秋じまい、タイヤ交換、外階段に簡易屋根をつける作業、テラスの柱の補修などが行われました。
岩手山を西に仰ぐ広大な畑からは、夏から最近まで、いろいろな野菜が採れました。
土に感謝し、耕運機をきれいにして拝みました。また春に向けて肥料もたっぷりすき込んでいます。
こちらはタイヤ交換の様子。11月中に皆終わっています。
届いた柿や、よそ様のお庭で収穫させていただいた柿を干し柿にしました。
下は、柿もぎの時の様子です。(落としているのかな?)
日向ぼっこしているのは、尼僧の紹禀さんです。大根と一緒に。
干し柿のすだれの横で日向ぼこ
情景そのままですね!(*ノωノ)
こちらは、11月30日の大雪の時のもの。
水分を含んだ、私たち曰く「あったかい雪」がどんと降って、一応雪かきしましたが、すぐ解けるのもわかっているんです。でも、雪かきは必ずすることになっていて─朝出勤の方がいるので─早朝から汗を流します。
お隣の森を眺めると──あまりの美しさに、しばし見惚れます。
これだから、寒くても私たちは冬が好きなんですね! ああ、いいな。
こちらは、柱の補修。もともとの持ち主が何にも管理されないままこちらに売った土地に、カラ松が生えていました。50年以上たつと、カラマツはバタンと倒れてしまうといわれます。あまり丈夫でない木質ですが、伐採して柱に使ったのでした。
でもやはり数年目で下の方が雨で腐り始めたので、今回コンクリートで固める補修をしました。大工さんに習い、何本か今も型で固めている最中です。
朝は、たいがい零下ですから、このように霜が草について真っ白になります。
これもまた美しいですが、霜に負ける草と負けない草があります。一度で黒くなる場合が多いですね。
こうして、少しずつ真冬に向かっていきます。
草も土も、私たちも、何度かの霜やうそ雪に慣れながら、厳しい冬に備えます。
体も心も準備が整ったら、あとは仲間と協力しながら冬の暮らしを楽しむのです。
それではまた。
*写真は小冊子『パパラギの里』12月号に掲載したものです。
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