遅まきながら、新年おめでとうございます


令和4年、2022年を迎え、早半月が経ちました。

今冬は昨年暮れから大変厳しい寒さに見舞われ、広い範囲で雪の毎日が続いております。

皆さまお元気でいらっしゃいましたでしょうか?


岩手も、もちろん北国ですので場所によっては大雪になります。

「パパラギの里」のある渋民は、旧玉山村で、時々お伝えしていますように、どちらかというと寒さの方が厳しく、雪はサラサラでそう降り積もらないことが多かったのですが、今年は本当に雪の降る日が多ございます。

そのため、一度に降る量はまちまちですけれども、雪かきをしない場所を見ますと、50センチぐらいはもうこれまでの雪が積みあがっております。そして、いつものごとく、朝夕はマイナス10℃近く、日中に溶けても凍り付いて、ちょっと危ないくらいになっているのです。


さて、暮れにもう一度更新するとお約束しておきながら、文章を担当する自分が腰を痛めてしまい(最初の雪が、まあ重くて・・・)できませんでした。

ですから、まずは暮れのことからご紹介してまいりましょう。



27日には、初めての大雪となり、重い雪が積もりました。

それにしても朝の光を浴びて、美しい光景です。


30日は、恒例の餅つき。

この日は、いつも参禅に来ている姉弟と、北海道からの姉弟、ご近所の親子さんが参加して賑やかでした。

まずは蒸かした糯米をつぶします。



ひっくり返して・・・子どもたちも皆、一回ずつ搗きました!


2升を2回つき、1回目のは全部鏡餅にします。

女性陣総出で、きれいな鏡餅を作りました。

2回目は、つきたてをいただきます。2日前ぐらいから準備していた小豆、胡桃に加え、納豆や大根おろし、きなこなどに餅を絡め、ふわふわを食べます。



とても美味しかったです!


男性陣は良く降る雪の対策や、雪かきなどに精を出し、女性陣はもっぱらお節づくりにとりかかります。大体12月28日ぐらいから始めました。

下は、31日に、お重にお節を詰めるところです。

そして、歳末坐禅が、午後11時半から始まりました。

お線香1柱30分を2回、1時間坐ります。それまでは、夕食で年越しそばや普通のご飯を頂いて、いくらかゆっくりするのですが、お客様があったりしてなかなかの忙しさでした。


さて、一夜明け、午前10時から正月坐禅があります。

暮れも新年も坐禅、そうして本堂で読経が始まりました。


若いお坊さん3名もちゃんといます。今年は雪の道にかかわらず、割に多くの方が参加されました。

12時過ぎからは、お正月のお膳につきます。


総勢18名でしたか、賑やかな食卓です。和尚様から、お屠蘇を回し、「いただきます!」。


子供たちが参加したため、いつもより子供向けのお重も増えて、それは彩り豊かなお膳となりました。お雑煮は、東北風ですが、いつも届く岡山からの丸餅をいただきます。

具は、大根・人参・ごぼう少々とイクラ・セリ。この人数ですので、暖かくお出しするのがとても難しく、大変でした。

お節も皆、手作り。ここに参加できない北上市在住のТさんは、いつも伊達巻や卵焼きをたくさん作っていってくださいます。


恥ずかしながら、お膳が終わりますと、ちょっともう疲れて横になってしまい、お客様とお話しできなかった自分。反省しております。(😢)



ひとまず、ここまでにしましょう。続きはまた後程に。



オミクロン株が蔓延し始めた日本です。最初より症状は軽いとされていますが、あなどらず、個々人で気を付けてまいりたいものです。


それでは、本年もどうぞよろしくお付き合いください。

                                    合掌


パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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