1月もお終い

毎日寒い寒い、と言っているうちに、あっという間にひと月経ちました。

小冊子1・2月号の編集が終わったので、季節が過ぎてしまいましたが、お正月の続きをご紹介します。


1月2日は書き初め。毎年この日に行います。

子供たちも参加して、好きな絵や文字を書きました。住職は、「今年の文字」というのを揮毫しました。

食堂の壁にかけ、一年間自分たちの指針とします。


3日には、里人の一人の女性のお手製ピザを頂きました。これも毎年恒例になりました。

とてもお料理が上手なんです。


このほか、パイナップルもありました!

皆大好きなので、舌鼓を打ってペロリといただきました。


お正月は4日まで無礼講となり、正月2日までは何となく忙しかったけれども、その後はゆっくり過ごせました。

年賀状を見たり書いたり、歌ったり、寝たり、のんびりと・・。




雪は良く降り、この辺では珍しいくらい雪かきを行いました。歳末も、神社の雪かきをしましたけれど、お寺の敷地を行うだけで、皆良い運動となりました。

雪で餌のない時季、小鳥や野生の動物たちは必死に生きています。ここでは、頂きものでもとても古い米がたまにあり、それを小鳥用にあげています。


いくらやっても、スズメや尾長、シジュウカラやゴジュウカラ、ヒヨドリなどが来てあっという間になくなります。下は、朝、お米をあげている和尚様。


1月16日には、お布施の封筒やお札、そのほか包みの紙など、お焚き上げを行いました。

火を囲み、お経をあげます。燃え尽きる間、おろした鏡餅を砕き、焼いてみました。

ちょっと焦げましたが、美味しかったです。

どっさり積もった雪。屋根はなかなか溶けませんので、雪下ろしも行います。

あちこちの屋根に上がったりして、危ない作業です。ふとんが折りたたまれたようになった積雪には本当に驚いています。



晴れたが続くと、毎朝零下10℃越えです。一番寒かった日は、マイナス16℃でした。

そんな日は、日中陽差しがよくて気持ちがいい。

朝や夕方は、この写真のように光が雪に反射して、青い世界となります。




             窓についた水蒸気は、こんな風に結晶となります。


雪の日でも、托鉢に出かけたお坊さん。

出かけた地域の皆さんは、喜んでくださったそうです。

しかしこの1週間後、オミクロン株が岩手でも増えてきたため、また休止となりました。




いかにも寒そうな、雪雲を被った岩手山。

まだまだ厳寒は続きそうです。

それでは、また。


皆さま、どうぞウイルスや事故、けがにご注意してお過ごしください。合掌

パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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