またまたご無沙汰です

一ヶ月過ぎてしまいました。本当に申し訳ございません。

この間、こちらは雪が何度か降ったり、白鳥の帰還を見たり、新しい方がみえたりしました。

こちらは、長い冬が終わったと思い、開けたばかりの山門。

続けて雪の模様をお届けします。


これは3月19日のものですけれど、その前にもちょこちょこ降ってはおりました。

しかし、山形出身の方に言わせると、「まだまだ・・」。

総勢で2時間かけて雪かきをしましたが、昼頃にはかなり溶けていました。



3月と言えば震災の11年目。

お寺では、毎月11日にわが身を顧み、謹んで暮らすように努めてきました。今月もまた、思いはその日に帰りました。

手を合わせ心を込めて読経し、静かに質素に暮らしました。午後にはサイレンが鳴ると、胸がキュッとなりました。帰らぬ友のことも思います。



また、里から尼僧さんの本が出ました事はお伝えしております。

その『雪あかり』を求めに来られた方が、この日、何人かいらっしゃいました。皆さん震災の日ということも考えておられたのでしょうか?お寺を見学され、静かに歓談して帰られました。有難うございます。


そして、さかのぼって3日には、前に住んでいた金太郎ことМさんとご友人もみえました。

8日には、九州から70代の女性が来られ、新しく住まわれました。


左が、尼僧さんの禀さん。『雪あかり』の著者です。

右は、50年も着付けの世界で一流の仕事をされてきたHさん。とてもおきれいです。



そして、雪の下から芽生えたフキノトウは、早速ミソや天ぷらになりました!

すごくおいしかったです。これからがまだ楽しみが続きます。

雪がない日。

雀らは、古いお米を餌に、集団でやってきます。

ヒヨドリが強欲で、彼らを追い回すので、和尚様はひどくお怒りに!

でも野生のものは本脳ですから、しかたありませんね・・。


                *****


ウクライナのことが心配です。美しく、文化・芸術も高い国や街が次々破壊されていく様子をニュースで見るのも辛い日々です。

寒い中、皆さんがこれ以上命をなくさないことを祈ります。

子供たちも連れ去られたとかなんとか・・ああ、本当に悔しいですね。

さらに東北では地震もあり、少々油断できない月でした。

皆さまも、コロナはじめ、どうぞお体には気を付けてお過ごしください。


それでは、また。

パパラギの里

ここは東北の町はずれ。 老若男女が共生する、学びの里です。 悩みのある方、 立ち止まって自分を見つめたい方、 坐禅などを通して心を鎮めたい方に いつでも門が開かれております。 緑に囲まれた里の 日常をお届けしていきます。

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